かなり時間が空いてしまいました
今日、8月18日は豊臣秀吉の命日です。1598年8月18日に亡くなっていますので
今年で426年になります。亡くなった場所は大阪城と思われているかも多いかも
しれませんが、京都の伏見城で亡くなっています。享年62歳です。
さて、そんな秀吉のお墓がどこにあるかご存じですか?
3英傑の内、一番知られているのが徳川家康の日光東照宮だとおもいますが、
織田信長はあの"本能寺の変"のあとどこに埋葬されたかははっきりとわかって
いるわけではありませんが、京都阿弥陀寺と言われており、秀吉は京都の
「阿弥陀ヶ峯」山頂に祭られています。
本能寺の変
場所は東山にあります。
京都駅からはプリンセスラインバス終点で下車するのが一番便利です。
三十三間堂をさらに上ったあたりにあるのですが、山に向かっていくだけにかなり
の勾配があります。
秀吉のお墓は「豊国廟(ほうこくびょう)」と呼ばれています。
その鳥居が見えてきました。
昔は山頂まで綺麗に階段が見えていたようですが、今ではうっそうとした
状態になっています
かつてはこの部分に広大な「豊国神社」があり、七回忌はこの場所で盛大な
祭礼が行われています。徳川の世になり打ち捨てられ放置をされていました。
秀吉を神としてまつることが禁止されていました。
麓から約500段ある階段を登ります。かなり急で踏み石の幅も狭いので気を付けて
下さいね。サルも出るそうです
ようやく平らな部分が出てきました
ここが、秀吉が亡くなった際に祀られていた(埋葬されていた)場所になります。
大きな甕(かめ/壺)に入れられて、京都市内を見る様に据えられていたとか。
ただ、明治になり徳川の世が終わり秀吉のお墓の再興を図ろうとしたときに、
甕を見つけた人が甕を破損し、秀吉の遺骸はボロボロと崩れてしまったそうです。
今ではあり得ませんが・・・
この平らな部分で終わりかと思うのですが、奥へ進むと唐門がありその先には更に
階段があります
さらに登って振り返るとこんな感じです。さらに階段の幅は狭くなり急になります。
阿弥陀ヶ峰山頂です。
こちらが、太閤豊臣秀吉のお墓です。現在はこの五輪塔の下に改められた
棺に納められて眠っています。
阿弥陀ヶ峰山頂からは清水寺が 清水の舞台がはっきりと見えます。
清水寺全体と、京都市内まで見渡せます。
この清水寺の奥には奥さんの北政所こと、"ねね"が眠る高台寺があります。
元々東山は鳥辺野と言われた埋葬地でした。
過去には土葬ではなく、木につるして鳥についばんでもらっていたそうです。
再来年2026年の大河は「豊臣兄弟」ですね。
秀吉を誰が演ずるのか楽しみです。次回も秀吉です。