ジンセイの師は赤ちゃんに勝るものはない | 【岡山・倉敷】相談しよう、そうしよう♪

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 更年期(ワタシ)×思春期(娘)×マイウェイ(夫)=三つ巴の戦い
 も、お楽しみください♪

大人っておもしろい
…って背中を
子どもに見せる代表、
 
カウンセラー
コーチ(コーチング)の
「モカ」こと村上桃香でスヨ。
 
 
 
 
 
昨日、一昨日の記事は
たくさんの人に
関心を持っていただけたようで
心強いぃぃぃ。
 
 
 
 
 
そうは言うても、

人生で大変だと感じること
それなりにはあるけれど、

そこまで大変ではないし…とか、
 
ピンとこない…わからない…
 
という方もいらっしゃることと思います。
 
 
 
 
 
ワタシもそうでした。
 
…というより、
自分のことで精いっぱいで
周りを思いやる余裕なんて
ZERO~でした。(グオッ)
 
 
 
 
そんなワタシが他人事を自分事として考えるようになったのは…
 
 
 
友人がメンタル不調で
休職したことがきっかけです。
 
 
 
 
それでも、最中はまだまだ
他人事とか自分事の意味も
わかってなかったんですけど…
 
 
メンタル不調が出る背景には、↓
 
 
 
仕事が忙しい
休めない
疲れが取れないから力が発揮できない
ミスが起きる
ミスを責めるギスギスした雰囲気
周りに頼れない
ひとりで抱え込む
 
 
…という悪循環があるのが見えました。
(あくまで一例です。いろんなケースがあります)
 
 
 
 
さらにその背景には、↓
 
 
 
ギリギリの人員でやっているから
部下を育てる余裕がないから
仕事が忙しい、まわらない
休めないから
家庭との両立
プライベートとの両立がむつかしい
子育て、プライベート、職場、
どれもこれもしんどくなる
仕事を捌く量、働き方の違いで、
迷惑かけた、かけられた
優劣、損得、ずるい
…という意識が生まれる
ハラスメント
家庭不和
パートナー、子どもへの負担
 
 
…と、他の問題に繋がっていました。
 
 
 
 
 
カタチを変えて
力の弱い立場にしわ寄せがいくんだなーと。
 
 
 
 
 
 
今、いる場所が
心地よくなければ
 
そのしわ寄せは流れ流れて、
 
テロのような犯罪
自殺率の高さ
虐待など
別の問題としてあらわれます。
 
 
 
 
 
 
 
赤ちゃんを見る度に思うんです。
 
 
ワタシたちは誰もが、
全身で生きる喜びを体現していた
赤ちゃんだったはずなのに、
 
いつ、どの時点で
自分の存在や
誰かの存在を
否定するようになってしまったのかなーって。
 
 
 
 
 
昨日、一昨日お伝えした
自殺の心配がある方への対応として
推奨されている「TALKの原則」。
 
 
自殺の心配がある方だけではなく
全ての人に必要な姿勢
だと思っているんですね。
 
 
なので、もう一回、
お伝えさせてください↓↓↓
 
 
 
TALKの原則 
 
 

 

T→Tell 

 

言葉に出して心配していることを伝えます。


 

「元気ないように見える、(ワタシはアナタが)心配だよ。何かあった?」

「(ワタシはアナタが)とても気がかりだよ」

 

You(アナタ)が主語ではなく、

I(ワタシ)を主語にして伝えます。

 

 

 

 

 

A→Ask

 

自殺のことを

うすうす感じているならば、

 

はっきりとその点について

具体的にたずねます。

 

 

「消えたい…というのは、

 死んでしまいたいってこと?」

 

「どんな時に、死にたいって思うの?」

 

 

上記を見ると、

「え?!ダイレクトに?」

…と、びっくりされるかもしれませんが、

 

真剣に対応するなら、

それを話題にしても危険ではなく、

むしろ自殺予防や対策につながります。

 

 

 

 

好ましくない例としては、

 

「もしかして…いけないことが

 頭をよぎったりなんかする?」

…といったまわりくどい聞き方や、

 

「まさか、本気で

 命を絶つようなことを

 考えることはないよね?」

…と否定的な聞き方をすると、

 

死にたいぐらいつらい気持ちを

言い出せなくなるので

率直にたずねます。

 

 

 

もし、

「大丈夫だよ」

「別に」

と言われたとしても、

 

「苦しくなったら必ず教えてね」

と伝えます。

 

 

 

 

L→Listen

 

絶望的な気持ちを傾聴します。

 

否定せず

アドバイスもせず

聞き役に徹します。

 

 

 

そうは言っても、

 

励ましたくなったり、

助言したくなったり、

叱りたくなったり、

気分転換させたくなったり、

ポジティブな面に

目を向けさせたくなったり…

 

そうしたくなる気持ちが

沸き上がることと思います。

 

 

 

が、

 

それらは口に出さずに、

「死にたいほどつらい気持ち」

を聴くに徹します。

 

 

 

 

 

K→Keep safe

 

安全を確保します。

 

具体的には

その人をひとりにしない、とか、

 

応援を求めて

つないでいくことが大事になります。

 

 

 

話を聞いた人が、

すべて1人で

背負い込む必要はありません。

 

 

話を聞けないこともあるし、

ずっとそばについていることは

不可能です。

 

 

 

つなぎ先としては、

精神科医

精神保健福祉センター

保健所

児童相談所

法テラス・法律相談

差し迫った自殺行動が心配な時は警察

などがあります。

 

 

つなぎ先が分からない時は、

市役所など自治体の相談窓口へ。

 

 

 

 

 
 
 
これを、普段の自分に置き換えてみます。
 
 
 

「元気ないように見える。心配だよ。何かあった?」

「何に困ってるの?」

「一緒に考えよう」

 

 

普段から、

周りにも

自分にも

こうやって優しい声掛けが出来たら、

 

そこはギスギスした空間ではなく、

優しい空間が広がりますよね。

 

 

 

 

 

そこで相手が話してくれたことを、

 

否定せず

アドバイスもせず

聞き役に徹することで

 

話し手自身、心の整理が出来ます。

 

 

 

 

自分で自分の心の声を聴く時も同じです。

 

 

 

 

「あーなんて自分はダメなんだ」

「どうしてこんなに出来ないんだろう…」

「それぐらいのことでいちいち気にするな」


と、自分のことを責めたり否定したりすると、

 

自分で自分を

さらに追い込むことになってしまいます。

 

 

 

だから、

 

応援を求めて

つないでいく

つながっていくことで、

 

ひとりで背負い込まず、

 

時には専門家の助けにより、

問題が深刻化する前に

傷が浅いうちに手当てが出来れば、

 

ダメージも回復期間も短くて済みます。

 

 

 

 

 

 

 

 
誤解してほしくないのは…
 
 
 
ワタシはここで、

みんなに優しくなろう!

…と、聖人君主みたいなことを
目指しているわけではありません。
 
 
 
だって、人間だもの。
 
 
 
八つ当たりする時もあるし、
機嫌が悪くなる時もあるし、
怒りで我を忘れる時もあるし、
嫉妬をする時もあるし、
人を憎むことだってあるでしょう。
 
 
しんどくて苦しくて
優しい声なんてかけられない
…そんな時の方が多いかもしれません。
 
 
 
 
 
だけど、
 
ほんの少しだけ
10回中1回だけでも、
 
100回中1回でもいいから、
 
 
 
周りの人の顔色が
アレ?…って気になった時、
 
自分の心が
黒い雲で覆われた時、
 
 
 
誰かに
自分に

優しい声をかける選択肢を
思い出してもらえたなら…
 
赤ちゃんのように
愛し愛され生きている自分を
思い出してもらえたら…
 
という
 
ワタシの勝手な望みであり、
ワタシ自身の目標でもあります。
 
 
 
 

イメージはこんな感じ↓

(YOASOBI もう少しだけ)

 

 

今日は、YOASOBIの「もう少しだけ」を聴きながら、こんな柔らかくてあったかい社会がめぐっていくといいなぁ…と、リピートしているモカなのでした。