お天気については他のメンバーからの体験談にもありましたが、私も恩寵を感じました。庭作業をする予定日は、事前の天気予報では雨や雪で寒い予報でした。どうするんだろう、みんな大丈夫かしら……という思いが頭を過っていましたが、いつも通りあまり心配はしていませんでした。

当日朝、目が醒めてカーテンを開けると雨が降っておらず、ちょっとした晴れ間さえ見えて驚きました!直ぐにアヴァター様のお計らいだと感じました。そのことを後で渡部さんに話したら、僕もそう思ったと話してくださいました。みんながそう感じていたようです。

今回のセヴァの全体ミッションは、「スワミジ師の書斎の窓に当たる日の光を遮っている木の剪定」でした。2、30メートルあろうかというような杉の大木が「かいにょ」という地域特有の屋敷林を形作り、冬に平野を吹き抜ける冷たい風からお屋敷を守ってくれています。
ロープだけで大木に登って剪定に取り組むツリーワーク・スターの風さん(スワミジ師からのニックネームはチベット読みでルンさん)を中心に、渡部さんは外作業は何でも出来るのでサブ親方をしてくださる「かいにょ剪定チーム」と、女子田さんを中心に隣の畑にはみ出した「ヤダケの剪定チーム」で作業開始となりました。

私はスワミジ師の書斎の大きな窓のすぐ外に貼り付くように生えている屋根より高い糸ヒバ、その通路挟んで向かいにある、これも同じくらいの高さの金木犀が明らかに日差しを遮っていましたので、それらの高木剪定をさせていただきました。
少し植物業界でお仕事をさせてもらったことがあるとはいえ、今や趣味の園芸レベルの私では5メートルはある大きくて太い高木を一人で剪定、しかも悪天候の中での作業はとても大変なことでした。

実際に始まると、木を切っている時間もアヴァター様が見守ってくださるのを感じていられることができ、スワミジ師のエナジーフィールドを感じてお導きをいただきました。
地球の大地、木、水、空、風を感じ、アシュラム全体の素晴らしい自然に意識を合わせて作業をさせていただく。集まったたくさんのメンバーのエネルギーを感じながら、別の作業とはいえ共にありながら、私も目の前の木の意識に再びフォーカスして高木剪定セヴァをさせていただく。スワミジ師の書斎に日が当たって毎日気持ちよく過ごしていただけますように。大々的に剪定される高木たちがへこたれずに元気で冬を越して来年美しく輝きますように。そんな願いと共に自然の中に居られる時間は私にとってとても幸せな時間となりました。

途中切ろうと思っている枝がうまく切れないことが度々あり、普段はそんなことないのになと不思議に思って仕方なく残しておくと、結果的にそれでよかったことが何回も起きていました。見守ってくださっている存在が木の切り方の指導をしてくださっているような気がして、それが何回も重なったら途中から面白くなってきて楽しんでいました。もちろんそれはアヴァター様方だと感じて、安心して剪定作業ができていました。渡部さんも一番大変な所を快く手伝ってくださり、無事に終えることができました。

先に帰った典子さんが同じことを体験して体験談に書いていたので、彼女はプロ中のプロですから、私と同じと私から言うのは本当に申し訳ないですけど、アヴァター様方はプロにはプロなりに、アマにはアマなりに、誰にでも寄り添ってくださるのだということを感じさせていただきました。

ご報告の最後にみなさまに御礼申し上げます。
アシュラムにいらっしゃってセヴァに参加しご協力くださった方、来ることはできないけど道具購入への喜捨をしてくださった方々。
十分なご支援が集まり、今回のミッションは悪天候の中無事に終えることができました。みなさまのお力が集まったことで達成できました。いいスタートを共にできたことに感謝いたします。ありがとうございました。
一人の参加者としてミッション達成を見守ることができてうれしく、御礼申し上げます。また次回もよろしくお願いいたします。

今後もみなさまと共にアシュラムを作り上げて、心の拠り所となる場所が快適になるように願っています。
(文責:サンカルパヨガ・オーガナイゼーション
スタッフ ショコナンダ)

※お庭セバのビフォーアフター写真。写真には、大木剪定チームにより大木の間に隙間ができて空が見える空間が広くなり、明るくなったのが映っています。
※糸ヒバ、ビフォーアフター

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