長野業政 群馬が誇る猛将である
主君上杉憲政のため上州の国人衆を纏め上げ
武田軍の攻撃をすべて跳ね返し
「業政が上野にいる限り、上野を攻め取ることができぬ」と信玄に言わしめた上州の黄斑
業政最強! 群馬最強!
と、昔は思っていたなぁ(しみじみ)
よくよく調べてみると 業政は武田信玄と戦っていないし
領土もさほど大きくないし
さらには上杉憲政をあっさりと見限って、北条氏康に従属しているし
息子の名前は業盛と言われていたが
実際は北条氏の氏をもらって氏業だしねぇ・・・
もちろん業政公が悪いわけではない
戦国時代ってそういうもの 逆に親しみが持てる
悪いのはあることないこと持ち上げて、すごい武将だと拡散する後世の人達だ
火坂さんの小説で業政が焼きまんじゅうを食べてるけど
戦国時代に焼きまんじゅうは無いぞ、火坂さん おもしろいけど
だけどね、普通にすごいよ業政公は
12人の娘を嫁がせて、西上州の争いを鎮めたり
『関東幕注文』では箕輪衆の筆頭
業政公が生きている間、上州に武田軍が攻めてこなかったのは事実である
(北条氏康は攻めてきたけどね)
変な誇張はいらない そのまんまでいい
そのまんま業政 これをテーマに箕輪の史跡を廻っていきたい