2019年6月22日、奈良県にきのこを探しに行った。
こんな時期になってもまだ近畿地方は梅雨入りしていないという異常な状況の中で、少しは雨が降ったのでいくらかはあるだろうという期待を胸に。
さっそく見つかったのはイグチ。以前からここで見られる不明イグチ。
大きなカワリハツ系。ここでの代表的なきのこのひとつ。
落ち葉に隠れていることも多い。
ヒダはやや密で白色。
こちらもカワリハツ系。
ちょっと予想外だったがテングタケ属もあった。
最初はヘビキノコモドキかもと思ったがどうやらキリンタケ系と思われる。
カサには灰色のイボがある。
柄には膜質のツバがある。
灰色のカサに灰色のイボ(大半がとれてしまっているが)があるのはキリンタケ系と思われる。
まだ小さいイグチ。ニガイグチの仲間と思われる。
これも名前のわからないベニタケ属。
中央がクリーム色で周辺が赤紫。どっかで見たカラーリングだと思ったら、先月秋田で食べた「ババヘラアイス」と同じカラーリング。ということで、これを仮に「ババヘラベニタケ」と呼ぶことにする。
茂みの中でねこがねんねちてるのを見つけた。
ここなら安心だね。
こういう時期らしく、クモタケがあった。
シラカシ?の根元にたくさんのニセショウロ属が出ている。
切ると内部にこしあんが詰まっている。皮は切ると赤く変色する。 つづく