
展示会場の一角にワークショップのスペースがある。このときはなにもしていないが、ここで期間中に何度か子ども向けワークショップが開催される。

展示会場入ってすぐのところに凍結乾燥標本が置かれている。コテングタケモドキ、カワリハツ、シロテングタケ、ベニテングタケ。

菌床から発生したアラゲキクラゲ。キクラゲ類はたいがい乾燥品で売られていることが多いが、最近は生のパック詰めで売られているものも見る。

シイタケに関する展示。食べたくはないが、きのこ栽培の歴史を語る上でははずせない。

明治7年の物産表から見るシイタケとマツタケの分布。どちらも西日本に集中している。

シイタケの細密画。ほんとうにヒダなど細部にわたって表現されている。

もうひとつのシイタケ展示ケース。

これも明治のシイタケの図。このころからもう顕微鏡による胞子や組織の図が描かれている。

明治の学校教育で使われた教育掛図。

主にシイタケの栽培に関して、ほだ木になる樹木や干しシイタケの作り方などが図示されている。左下にはほかのきのこが描かれているが、マツタケやクリタケ、「木耳」(キクラゲ)はわかるが、「石耳」とはなにか?イワタケ?

マツタケ、コウタケ、バカマツタケの標本。

このバカマツタケはニュースにもなった、奈良県での試験栽培で発生したもの。

主要なきのこの産地分布。マツタケとシイタケはさっきあったが、さらに、ハツタケ、マイタケ、イワタケを加えている。ハツタケが東日本に多いのは地域によるきのこの好みを反映しているのか?マイタケが東北に多いのはミズナラ林が多いから?
イワタケはきのこ扱いされていた?

イワタケ。きのこみたいな名前で岩壁にくっついているが、こちらは地衣類。