奈良のきのこ2018年6月2 | 三十九さんの部屋

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いざゆかん!民のために!

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右上にきのこがひとつ見えているが、その手前は落ち葉が膨らんでいる。それをのけてみると

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落ち葉をのけるとカワリハツ系があらわれた。

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紫系と緑系のカワリハツ系。立派で肉質も硬い。

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ヒダ。白色で密。

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この時期林内ではタシロランが多く見られる。

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全体が白っぽくややベージュ色っぽい。普段は地上に出ていなくて、開花期だけ姿を現す。光合成はしておらず、菌類から栄養を得て生きている菌従属栄養植物。
ベニタケ属などから栄養を得ているようで、たしかにここはベニタケ属が多い。

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アシボソチチタケと思われるもの。これも類似種があって、カサ周辺の毛が長いやつとかあるとか。

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きれいな状態ではないが、今年はじめてのタマゴタケ類。ここではいつもチャタマゴタケ黄色型が出る。

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タマゴタケ類は赤いものでも黄色型があり、チャタマゴタケ黄色型やキタマゴタケとの区別は難しい。しかし、北方系のタマゴタケとちがい、南方系と思われるチャタマゴタケは照葉樹林に多いように思える。ここもシイ・カシを主体とした照葉樹林に覆われている。

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今回最大級のカワリハツ系。カサの系は20cmはあろうか。

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クサハツ系。特段臭いは感じられなかった。