
柄が赤いイグチはオオダイアシベニイグチだな。覚えた。

これもきれいにとってある。ハナイグチ、キヌメリガサ、オニナラタケなど。

今回、またしてもオオキノボリイグチの生えているところを見ることはかなわなかった。あったのは誰かがとってきたカサがとれたやつ。

カサや柄は茶色く、ヒダは黄色い。キヒダマツシメジか。

五合目をあとにし、道を下っていると、前を自衛隊の車両が走っていた。

しばらく後ろに着いていたが、やがて脇にそれて森に入っていった。

今度はさっきまでとはちがってブナ林に連れて行ってもらった。
こういうところではブナ林らしいきのこが見られると期待する。
さっそくあったのはヌメリツバタケ。モドキもあるが、実は同じという話も。

苔むした大きな倒木。これもブナなんだろう。

倒木に出ているツリガネタケ。左のほうと右の方では角度が90度ちがう。おそらく、木が立っているときに右側が出ていて、倒れてから左のが出たのだろう。

ブナ林といえば、ツキヨタケ。

根元には短いツバがある。ヒラタケなどにはこれがない。

カサはオレンジ~紫まであるが、カサ表面には鱗片がある。少なくとも、ヒラタケやムキタケには見えない。

木の下から上までたくさんブナハリタケが出ている。

カサの裏が針状になっている。

ブナハリタケは甘い香りがする。東北などではブナカノカなどと呼ばれて食用にされている。