八丈紀行2016年その11 | 三十九さんの部屋

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いざゆかん!民のために!

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飛行機に乗れなかったので、次の日の便を予約しようとしたら、すでに満席で、さらにそれから数日間はずっと満席の状態になっていた。なんじゃいそれ。
しかたないので、朝9時に出る船で帰ることにした。

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この黄色い船、橘丸に乗って帰る。毎日就航していて、東京湾を夜出発し、翌朝八丈島に到着。そして、その朝は八丈島から東京に帰る。朝9時台に出発し、東京湾に到着するのは夜8時台。ほぼ1日がかりだ。

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こちらはあおがしま丸。これは八丈島よりもさらに秘境な?青ヶ島へ渡るための船。

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出発するあおがしま丸を見送る。このときデッキからは前日いっしょに宿に泊まった人が乗っていて、青ヶ島に渡るということで見送ったのだ。
その人は前の日に八丈島にやってきたのだが、レンタカーを借りようとして、かんじんの免許証を忘れたというのだ。
今日はいっしょに宿に泊まっていて同じように飛行機に乗れなかった仲間達?との船旅。
ちなみに、見た目は欧米人だが完全な日本人である免許証を忘れたその人は、アニメの製作進行を仕事にしているのだとか。本当はこの日は青ヶ島に渡るヘリコプターに搭乗するはずだったのだが、それが欠航したので、船で渡ることになったのだという。

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橘丸に乗り込んだ我々も、この日は飛行機が欠航して乗れなかった人たちが大量に乗り込んだこともあり、定員以上になっていて?客室に入れないため、通路やデッキで過ごすしかない。

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我々はデッキに支給された毛布をしいて寝たり飲んだりして過ごしていた。
やがて、島が見えてきた。この船は八丈島~東京間を航行する間、伊豆諸島の島々に立ち寄ることになっている。まず見えてきたのは御蔵島。

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島に近づいてくると、滝があるのが見えた。

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接岸。船から渡されたロープを港の係員がひっかけて固定する。

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乗り込んできた人たちを乗せて出発。この島はけっこう切り立っている。

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次に見えてきたのは三宅島。かつて火山の噴火で一時期島民が避難したことがある。


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港に近づいてきた。

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ここでは大勢の人が乗り込んできた。今の時期、島を出ていた人たちが帰省し、また帰るという人が多いようだ。背後の森林を見ると、樹木が枯れたあとが目立つ。以前の火山の噴火の影響だろうか。

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港では地元の人たちが太鼓を演奏した。太鼓に合わせて木遣り歌なども披露された。

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みんなでさようなら~

次回、採集紀行伝 島国演技
第12話「島めぐり」
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