
2016年5月29日、いつもの観察会があったのだが、午前中は仕事の都合で参加できず、午後から。午後からは会場を移して勉強会になっているので、会場に到着して、同定されているきのこを見た。
これはアンモニア菌のワカフサタケ属。この仲間としては大きい。
なんかの死体分解跡に出たのだろうか?

立派なシメジ型をしているが、この仲間には有毒種もある。

5月はカンゾウタケが出る。シイの木から。

「日本きのこ図版」で青木氏が「クマヤマハツ」という名前で記録している不明種のベニタケ。かじると辛味がある。

小型だがうす紫色のウスムラサキフウセンタケ。

カサが薄い赤紫でヒダがやや疎のクリーム色のベニタケ。

あまり典型的ではないらしいがヘビキノコモドキ。

このときはモリノカレバタケ属とされたらしいが、後にビロードエノキタケらしいと判明した。

朽ち木の中に潜っているキマワリの幼虫から出る冬虫夏草、ヒメクチキタンポタケ。
この日の午後の勉強会は、茨城県から招いた講師による講演。その講師はもともと京都にいて、ハルシメジの研究などをしていた。就職して茨城県に行き、今は松茸を接種した赤松の苗木を育てる試験をしている。