
今回のメインイベント、謎の黒変ベニタケ自称?「ミツイロベニタケ」。
カサが複雑な色彩をしていて、中央部が黄色、その周囲が赤紫、さらに縁部が草色という三色を呈することが多いから。

柄は基本的に白色だが、黄色やピンクを帯びることもある。

ヒダは白色から胞子の成熟により黄白色になる。

これはカサが全体的に赤紫のタイプ。それでも中心付近には黄色が入る。

もちかえったきのこを黒バックで撮影。これはシロクロハツ。だいぶ黒ずんでいる。

ミツイロベニタケ黒バック。

柄の根元、手でつまんだところが黒ずんで指紋がついている。
カサは湿ると粘性が出る。

ヒダは黄白色。柄に対して上生。

これは典型的な色彩のもの。

カサの表面は平滑ではなく、多少ざらついている。

断面。切ると最初は赤くなり、やがて黒くなる。この変色のしかたはクロハツと同じ。
柄の内部は肉がやわらかい綿状になっている。