7月18日、この日から連休を利用して八丈島へ行ったのだが、飛行機が出るまで時間があるので、水元公園を訪れた。
およそ1年前(これを投稿している時点ではおととしになる)、スパベニ爺こと流水・紫雲さんは惜しくも帰らぬ人となってしまった。
ちょうど一周忌にもなるので、思い出の地を訪れた。
世界に誇る水元大橋の景色も懐かしい。ここへ来るのは前年の7月下旬以来だ。
池のように広大な川の水面はヒシが被っていた。
レンタサイクルを借りて公園内を巡る。残念ながらテングタケはほとんどなかったが、かろうじて幼菌?が見られたのみ。
切り株に群生していたのはアミスギタケ。カサの裏が蜂の巣状になっている。
カサのアップ。表面には褐色の鱗片がある。
つづいてケガワタケ。ほとんど白い。
こちらはヒダになっている。硬くないが、非常に丈夫な肉質で、簡単には引きちぎれない。
黄褐色でカサに細かい鱗片のあるアセタケ属。
ツルタケに似ているがツバがあり、ヒダがピンクを帯びるタマゴテングタケモドキ。
倒木の表面を覆うオレンジの綿状のオゾニウムから顔を出すコキララタケ。
同じ倒木からは干物になったアラゲキクラゲ。
カシの木の下にはおしくらまんじゅうなニセショウロ属。中身はこしあん。
条線のあるカサに黒いイボがつくテングツルタケ。
昼は「涼亭」で冷やし天ざるを食べた。ここのそばはこしもあってこういう食堂からは考えられないうまさ。なつかしい味。
ひととおり見て公園を後にして、羽田へ向かう。