

特急はさらに松江に向かう。車窓からは中海が見えてきた。
川の中にぽつんと島がある。こういうところには神社をまつりたくなるのだろう。
松江駅に昼前到着。駅の食堂で昼飯。カツ煮定食で出雲名物割り子そばもついている。
となりで食べている人のを見て、名物「おどん」があることを知った。
松江駅からバスに乗る。目的地まではおよそ30分ほど。旅行に行くときはいつもバス路線などがどうなっているのか調べてから乗っている。
宍道湖に面した松江市内には運河のようなものがあり、船で遊覧できる。
バスの中から松江城が見えた。そういえば、今日、その松江城が国宝になったというニュース。
この路線はバスが1時間に1本。
到着。しかし、ここはまだ目的地ではない。目の前に見えるのは「マリンプラザ」というものだが、人気がない。そのとなりには「マリンハウス」というのがあり、地元の海産物などを売っている。もしかして、ここはかつて公共施設として利用されていたものが、市町村合併などで閉鎖されたのだろうか?
施設とは反対側にある終着点のバス停は海のすぐ側。
周囲に畑は見あたらないが、ここはいちじくのふるさとらしい。
次回、採集紀行伝 神国演義
第3話「海の宝石」 いざゆかん、民のために!