
クノールのカップスープにはいろんな種類があるが、これはきのこポタージュ。
マッシュルームとポルチーニとけこむと書かれている。はたしてその中身は?

お湯を注いで混ぜると、きのこの破片が浮いている。原材料としてマッシュルーム(ツクリタケ)、マイタケ、ポルチーニが入っているという。スープの色も若干黒っぽい。これはツクリタケの胞子が溶け込んでいるからか?

スープの中身を顕微鏡でのぞいてみた。するとその中に、きのこの組織らしいものが見えた。
透明な平行に走る菌糸、その両側に色のついた細胞があり、長細い胞子らしきものが見える。これはきのこの子実層の組織が見えているのか?

やや着色した長細い胞子が見える。長さは長くて15ミクロンくらいか。ひとくちに「ポルチーニ」といっても、ヤマドリタケやヤマドリタケモドキなど複数の総称らしいが、この胞子はその形がヤマドリタケモドキあたりに似ている。これが「ポルチーニ」の胞子なのかもしれない。

他にもきのこの破片らしきものがあり、そこには楕円形の褐色の胞子があった。これがマッシュルームの胞子かもしれない。