
ツブカラカサタケ(粒唐傘茸) Leucoagaricus americanus (Peck) Vellinga
担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱ハラタケ目ハラタケ科シロカラカサタケ属
leucoagaricus レウコアガリクス(白いハラタケ属)
americanus アメリカヌス(アメリカの)
夏~秋に堆肥や古い鋸屑、木材チップなどの上に群生する。中型きのこ。
カサは白地に淡褐色~暗褐色粒状の鱗片が覆う。
ヒダは白色~淡クリーム色で密。
肉は白色だが傷つけると赤変する。
柄は根本が紡錘形で表面白色だが触れると赤変し、やがて帯紫暗褐色となる。厚い膜質のツバがある。
2012年10月、水元公園で撮影。公園敷地で木材チップを敷き詰めた場所に多数群生する。
以前、イロガワリシロカラカサタケとして掲載したのもこっちなのかもしれない。
一見、ちょっとオオシロカラカサタケっぽいかもしれないが、より小型で、ヒダは白いまま。また古くなっても赤っぽくなる。

幼菌。カサも柄もほんのり赤みがある。