新潟紀行1 | 三十九さんの部屋

三十九さんの部屋

いざゆかん!民のために!

きのこ歴30年。
その歴史の中でひときわ自分の記憶に刻まれ、そして後の世に語り継ぐかもしれない旅がある。
西暦2012年、日本は野田総理の時代。
菌学会は東北、関東、西日本3つの支部が互いに研鑽を競い、
荒ぶる猛者?が野山を駆け巡っていた。
採集紀行伝 新国演義!

少し前までは少年は外で遊んだ それが彼らの日常だった
ゲームと話すより泳いでる魚捕まえ きのこの名前など覚えたものだ
これはなに?彼が尋ねる ハラタケと我は答える
そのときすでに我は 少年を道連れにしている
先探しているから 迷わずに付いておいで
名前調べる頃を見計らい 図鑑出してあげるよ

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信州できのこ合宿が行われた翌週、今度は菌学会が開催する観察会に参加した。
9月の最終週のこと。
会場は新潟県南魚沼市。
今年5月に糸魚川へ行ったことがあるが、そのときは福井経由で日本海側を電車で行ったのだが、さすがに新潟までとなるとさらに遠い。
ということで、合宿初日の前日夜、夜行バスで東京へ出発した。
そして翌朝東京から上越新幹線に乗って新潟へ向かった。

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東京へは朝6時半くらいに到着したので、東京駅から7時発の新幹線に乗った。

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これが乗り込んだ上越新幹線のMAXとき。
全車両が二階建てになっている。
朝っぱらだから自由席でも問題ないだろうと乗り場で並んでいると、8両編成で1~3両目が自由席の予定だったが、車両点検で16両編成になり、グリーン車以外は全席自由席になったんだとか。乗り込んで座っていると、その席の指定席券を持っているという人が来たが、そういう事情だと知らなかったらしく、涙をのんでもらうしかなかった。指定席券を買った人は降りる駅で払い戻しがあるのだという。

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二階建ての新幹線ははじめてだが、二階席からのながめはなかなかいいかんじ。

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特急なら上野から2時間近くかかる高崎もすぐに到着。去年来たところだからなつかしい。

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遠くに富士山が見えたが、天候のせいか、ぼんやりとシルエットが見えるだけだった。

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群馬県内を進んでいくと、だんだん山が近くなってきた。おもしろい形の山もある。

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これもなんだか不思議な形に見える山

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これなんかも、実際にはどんな山なのだろうか

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越後湯沢駅に到着。これは乗ってきたのとは別の車両。ずいぶんとなつかしい形をしている。

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駅構内にはいろんな土産物屋があるが、まだ9時前なのでほとんど閉まっている。そんな中でも朝早くから焼き鳥とかだんごを売っている店がある。

次回、採集紀行伝 新国演義
第2話「ここは日本か?」
いざゆかん、民のために!