新潟紀行2 | 三十九さんの部屋

三十九さんの部屋

いざゆかん!民のために!

きのこ歴30年。
その歴史の中でひときわ自分の記憶に刻まれ、そして後の世に語り継ぐかもしれない旅がある。
西暦2012年、日本は野田総理の時代。
菌学会は東北、関東、西日本3つの支部が互いに研鑽を競い、
荒ぶる猛者?が野山を駆け巡っていた。
採集紀行伝 新国演義!

それがささやかな少年の趣味のためでも 我は律儀に語りかけた
町に埋もれて生きるのがいやに思えて 季節季節に雨を待った
これはなに?彼が尋ねる ハラタケと我は答える
野山にしみる雨で 菌類の成長を促す
限られた予算の中 無駄遣いしないように
息をアラゲきつい 山登り後を追っておいでよ (元ネタ

イメージ 1

イメージ 2

富山駅からの立山連峰。
もう春どころか初夏だというのに、目の前にこれだけ雪が積もっている山が見えるというのがなんだかすごい。どれほどの高さなんだろうと思ったら、3千メートル級なのだとか。
まるで日本のヒマラヤだ。

イメージ 4

富山から普通電車に乗り換えてさらに進む。
車窓からは田園風景の向こうにずっと立山連峰が見える。中央付近が剣岳。

イメージ 5

麓は初夏なのに、山の上はまだ冬の世界だ。

イメージ 6

黒部駅にはとなりに乗り換えて黒部方面へ向かうホームがある。宇奈月温泉方面もこちら。

イメージ 7

やがて日本海に近いところを電車が走るようになる。

イメージ 8

12時15分に富山を出て、13時4分に到着。ここが目的地の越中宮崎駅。
無人の駅だ。

イメージ 9

沿線ではただいま北陸新幹線を整備中。2年後くらいには東京から金沢まで行けるようになる。
さらには途中から在来線を走って大阪まで行けるようにするのだとか。

イメージ 10

駅から出ると徒歩1分で海岸に。
左側は食堂兼ヒスイ販売店。海岸に行く前に、ここで昼食。そこであらかじめヒスイがどんな石か見ておくのもいい。

イメージ 11

ここがヒスイ海岸として知られる宮崎海岸。
ひたすら海岸線が数キロも続いている。釣りをしている人や散策している人がいた。

イメージ 3

海岸は基本的に砂浜でなく、玉砂利が多い。
波に洗われて丸っこくなった石が多い。白っぽいものから黒っぽいものまで。
果たして、この中にどんな石が入っているのか?

次回、採集紀行伝 新国演義
第3話「ブラックグルメ」
いざゆかん、民のために!