東京紀行3 | 三十九さんの部屋

三十九さんの部屋

いざゆかん!民のために!

きのこ歴30年。
その歴史の中でひときわ自分の記憶に刻まれ、そして後の世に語り継ぐかもしれない旅がある。
西暦2012年、日本は野田総理の時代。
菌学会は東北、関東、西日本3つの支部が互いに研鑽を競い、
荒ぶる猛者?が野山を駆け巡っていた。
採集紀行伝 千国演義!

少し前までは少年は外で遊んだ それが彼らの日常だった
ゲームと話すより泳いでる魚捕まえ きのこの名前など覚えたものだ
これはなに?彼が尋ねる ハラタケと我は答える
そのときすでに我は 少年を道連れにしている
先探しているから 迷わずに付いておいで
名前調べる頃を見計らい 図鑑出してあげるよ

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増上寺には徳川秀忠をと妻の江をはじめ、何人かの将軍とその妻などがねむっている。
かつてはもっと立派な霊廟だったそうだが、空襲で焼けてしまったという。
この増上寺は大殿をはじめ、境内の施設が妙に新しいと思ったが、どうやら主な施設はことごとく焼失して、現在のは戦後に再建されたようだ。
現在の徳川家霊廟には入口に立派な門が建っている。
これもかつての霊廟の遺構らしい。

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ということ。

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門の右には昇竜が、左には下向きの龍がいる。
これは辰年にふさわしい。新年から縁起がいいね。

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さらに霊廟の近くには14代将軍に嫁いだ皇女和宮ゆかりの茶室がある。

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ということ。

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徳川家霊廟は普段は非公開で、この時期は特別に500円で公開されていた。
だが、まだ時間が早くて(9時前)、開いていなかった。
増上寺の境内を抜けて、東京タワーを目指した。
タワーの前には細長いちょっとした緑地がある。
幅は狭いが細長く道路沿いにあって、シイ・カシが主な樹木のようだから、梅雨時や夏場にはきのこが出るかもしれない。

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坂道を登っていったところが東京タワー。

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東京タワーの足下には、南極観測で活躍した樺太犬の記念像がある。
「南極物語」の逸話も書かれている。

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タワーの目の前へ。さすがに高い。

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これからタワーへ入る。
9時から営業開始なので、ちょうどいい時間だった。
なんだかちょっと通るのが気恥ずかしい緑のトンネルをくぐっていく。
通らなくてもいけるけど、せっかくなので。

次回、採集紀行伝 千国演義
第4話「大江戸展望」
いざゆかん、民のために!