スギエダタケ | 三十九さんの部屋

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スギエダタケ(杉枝茸) Strobilurus ohshimae

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱ハラタケ目タマバリタケ科マツカサキノコ属
strobilurus ストロビルルス(マツカサの)
ohshimae オーシマエ(標本を採集した動物学者大島広氏を記念して)

秋~初冬に針葉樹、特に杉の落ち枝から発生する。小型~中型きのこ。
カサは饅頭型から平らに開き、白色~灰色で、表面は粘性なく、微毛を帯びる。
ヒダは上生~離生で白色、やや密~やや疎。
柄は微毛に覆われ、上部は白っぽく、それより下は橙黄褐色で中空。
基部はしばしば肥大したり根状になる。
子実体だけなら、同属のマツカサキノコモドキに似ているが、発生する基質が杉の枝かマツカサかというちがいがある。
2011年10月、きのこ展会場で撮影。
菌根菌もなく、きのこに関しては寂しい杉林にあって、数少ない食用になるきのこ。