





ケショウハツ(化粧初)? Russula sp.
担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ベニタケ目ベニタケ科ベニタケ属
russula ルスラ(小豆色+縮小辞)
6月12日、大阪市立自然史博物館で開催された顕微鏡講座に参加した。
実際にきのこを使って顕微鏡で胞子などを観察する実習を行う。
参加者はきのこの標本を持参することが求められたが、前日までそんなもの用意していなかった。
当日朝、あわてて家の近くの神社の境内に探しに行くと、運良くこれだけが見つかった。
これまた難しそうなものを、と思ったがこれしかないのでしょうがない。
外見的特徴や顕微鏡で胞子や組織を観察すると、
前にも掲載した「ケショウハツ」の特徴とよく似ている。
カサの色が白っぽいのと、ケショウハツにしては少々大きめなのが気になるが。
・広葉樹林地上に発生する。
・カサ表面は微粉状で黄白色地にピンクのぼかしが入る
・ヒダは密で黄白色~淡クリーム色
・柄は白い
という外見的特徴はケショウハツに似ている。
後は顕微鏡で胞子などを観察し、文献と照らし合わせて確認する。
実習のもようは日記のほうで。