


「フリルイグチ」 Boletus sp.?
担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱イグチ目イグチ科ヤマドリタケ属?
夏~秋にコナラ・アカマツ等のある雑木林に発生。中型~大型きのこ。
カサ表面は淡黄褐色地にピンク色っぽい表皮が細かくひび割れる。
カサの周辺部はフリル状に不規則に波打つことが多い。
管孔は黄色、傷つけたり古くなると褐色になる。
柄は淡黄色の地にカサ表面と同色の繊維状紋がある。
肉は淡黄色で切ると弱く青変する。
ここに掲載した写真は2005年~2009年のいずれも9月、同じ場所で撮影。
一見、アカジコウやコウジタケのようにも見えないこともない。
まだ正体不明だが、一部で「フリルイグチ」と通称されている。
その外見的特徴から、ヤマイグチ属でもニガイグチ属でもなく、ヤマドリタケ属ではないかと考えられる。
現在のところ、滋賀県で知られる。
2013年9月23日追加
名古屋でも発生していることが確認されている。



