
ホウキタケ属の一種 Ramaria sp.
担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱スッポンタケ亜綱ラッパタケ目ラッパタケ科ホウキタケ属
ramaria ラマリア(「ramus(枝)」)
2002年9月の開田高原合宿で撮影。
広葉樹と針葉樹が混じる林内地上に発生。
全体が白色に近い薄いピンク色で、太い基部から細かく先端が分かれる。
写真のものはまだ幼菌と思われる。
種類までは特定できないが、「ウスムラサキホウキタケ(R.fennica)」の仲間に似ているようにも思える。
さすが信州、様々なホウキタケの仲間を見ることができたが、実際に名前を特定できるものは少ない。それほどまでにホウキタケの仲間の分類は混迷を極めているのだという。
中にはこれは本物のホウキタケといわれるようなものも見たが、それとて外見ではまったく区別ができない類似種があるのだという。