カワムラジンガサタケ | 三十九さんの部屋

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カワムラジンガサタケ(川村陣笠茸) Phaeocollybia festiva

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱ハラタケ目ヒメノガステル科カワムラジンガサタケ属
phaeocollybia パエオコリビア(褐色のモリノカレバタケ属(collybia))
festiva フェスティウァ(華やかな、賑やかな)

夏~秋に針葉樹林地上に発生する中型きのこ。束生~群生する。
カサは円錐形から中高の平らに開き、これが戦国時代の足軽などがかぶった「陣笠」に似ている。
表面は粘性をもち、オリーブ褐色。
ヒダは淡オリーブ褐色からフウセンタケの仲間にみられるさび褐色を帯び、
やや密で柄に対して離生する。
柄は長細く、基部が根状に長く伸びて地中深く潜る。
色はカサと同色で上部は淡色。軟骨質で内部が中空。

写真は2001年9月に信州日和田高原で撮影。
カサに粘性があるため、落ち葉がくっついている。
さらにこんな地味な色なので一見、発生していても気がつきにくい。
一番上の写真ではアップにしているのでわかりやすいが、遠目ではわかりにくい。
そして、カサ表面に茶色いシミみたいなのがあって、一見腐っているか傷んでいるように見えるが、実はわりと新鮮な個体。なんとも汚らしい色をしている。
さらに根元が長く地中深くまで伸びている。