ムラサキフウセンタケ | 三十九さんの部屋

三十九さんの部屋

いざゆかん!民のために!

イメージ 1

ムラサキフウセンタケ(紫風船茸) Cortinarius violaceus

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱ハラタケ目フウセンタケ科フウセンタケ属
cortinarius コルティナリウス(蜘蛛の巣状膜)
violaceus ウィオラケウス(スミレ色の)

秋、広葉樹林に発生。
カサの径は5~10cm程度。粘性はなく、暗紫色の繊維・鱗片を密生する。
柄は下部が太くなり中実、カサと同じような色。
ヒダも暗紫色だが、胞子の成熟に伴いさび色になる。
内部の肉も同色で無味無臭。
針葉樹林には別種とみられる類似種が発生するという。

紫色といっても、暗いところで見ると真っ黒に見えるほどの暗紫色。
暗いところでは真っ黒になるので撮影が難しい。
一応、食用になるらしいが、それほどの価値はないらしい。
まったく食欲がわかない外見。
つや消しの暗紫色でということで、見分けやすいきのこ。

イメージ 2

イメージ 3
ヒダが胞子の成熟でさび色になっているのがわかる。