一生懸命に働くこと、感謝の心を忘れないこと、善(よ)き思い、正しい行いに努めること、素直な反省心でいつも自分を律(りっ)すること、日々の暮らしの中で心を磨(みが)き、人格を高めつづけること。すなわち、そのような当たり前のことを一生懸命行(おこな)っていくことに、まさに生きる意義があるし、それ以外に、人間としての「生き方」はないように思います。
[稲盛和夫(実業家)]
尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。
[武者小路実篤(作家)]
心が明るいから、幸せへの感性も鋭くなる。しあわせを容易に発見するから、心がまた明るくなる、という循環をくり返すわけである。幸福な人とはみなそういうものなのであろう。
[桜木健古(著述家)]
幸せになりたいと願って幸せになれるものではない。大切なのは、常に楽しみ喜ぶ気持ちを持って暮らすことである。これこそが幸福を呼び込む秘訣(ひけつ)だ。
[洪自誠(中国明代の著作家)の『菜根譚』より。]
朝目覚めたら、生きること、考えること、楽しむこと、愛することの特権について思いを馳(は)せよ。
[マルクス・アウレリウス(古代ローマの哲人皇帝)]
各個人の自己完成が《いっさいのみなもと》であるばかりでなくいっさいの継続であり結末である。
[ドストエフスキー(ロシアの文豪)の『作家の日記』より。]
毎日少しずつ学び、視野を広げる。
[エセル・バリモア(アメリカの舞台女優)]
人生は無尽蔵の価値を基底とする。何らかの意味においてこの宝庫に参(さん)じ、これをひらき人生をゆたかにすることにおいて、生きていく道の意味がある。
(語注: ・人生は無尽蔵の価値を基底とする=人生はその内部に尽きない価値を持つ。 ・参じる=その場に行く。 ・生きていく道の意味がある=人生の行路(こうろ)は意味を持つ。)
[天野貞祐(哲学者)]
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私たちが日々努めていくべき大事な事柄や姿勢が挙げられている。
[追記更新:23/11/07]
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次の★に、当ブログでこれまで投稿した投稿記事[名言(1)~名言(221)]を、事項別に分けて、リンクさせています。
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