名言(199) ― 不要な自縛を解くこと | saniyのブログ ― 言葉に学ぶ

saniyのブログ ― 言葉に学ぶ

これまで出会った言葉たちについて考えていくブログです。まず、名言から始めています。

持たなくてもいい重い荷物を、誰に頼まれもしないのに一生懸命ぶらさげていないか。
[中村天風(実業家・思想家)]

むしろ自分で自分を束縛しているのではないか。
[釈尊(仏教の開祖)]

自由とは、まず第一にわたし自身からの自由である。
[D・H・ロレンス(イギリスの作家)]

もし真の自由を求めようとするのであるなら、心中の奴隷をとりのけることから始めねばならない。
[梁啓超(中国の清代の思想家)]

身辺は、単純明快で良い。
[秋山好古(陸軍軍人)]

つまり、簡単にすることだ。
[吉田松陰(幕末の思想家・教育者)]



必要でないのに重荷のそれを抱(かか)えていたり行(おこ)なっていたり、たいしたことではないのにそれに囚(とら)われていたり悩んでいたり、もっと簡単単純でよいのに複雑多岐(たき)になっていたりしていて、自分の生(せい)を、がんじがらめにして、窮屈にしたり、苦しめたり、それで苦労したりしている場合があり、自分で付けているそれらの自縛の鎧(よろい)や鎖(くさり)を解(と)いて、もっとシンプルに軽快にのびやかに自由になろう、と上の言葉たちは教えてくれている。
(語注: ・自縛=自分で自分を縛り上げることで不自由になっていること。 ・多岐=物事が多方面に分かれていること。)
[追記更新:24/04/16]


※※
次の★に、当ブログでこれまで投稿した投稿記事[名言(1)~名言(199)]を事項別に分けてリンクさせています。


 ★名言の投稿記事 ・ 事項別一覧