人間は誰ひとりとして、つつがなく煩(わずら)いなき一生を送りえまい。
(語注: ・つつがなく=問題が無く無事であるさま。 ・煩いなき=悩みや苦労の無い。 ・送りえまい=送ることができないだろう。)
[アイスキュロス(古代ギリシャの劇作家)の戯曲『供養する女たち』より。]
幸せとは何だろうか? それは、何の騒動もなく日々平穏無事に暮らせることである。それに対し、あれこれ思いわずらうことが多く、常に満足できない状態ほど不幸なことはない。
[洪自誠(中国明代の著作家)の『菜根譚』より。]
幸せを与えてくれるのは、富でも豪華さでもなく、穏やかさと仕事である。
[トーマス・ジェファーソン(第3代アメリカ合衆国大統領)]
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上で言うように、人の人生や生活は、浮き沈みの山あり谷あり、曇(くも)った雨風の日あり、病気・事故・トラブル・別離あり、何の騒ぎもない穏やかな日々ばかりが続くことはない。
そういった中で、上げ潮(あげしお)になって、運・ツキが良くて、あるいは、生活習慣がよくて、心掛けがよくて、体調や生活が平穏無事で順調である時期は、幸せであり、ありがたく思いたいものだ。
[追記更新:24/03/17]
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