名言 (46) ― 中庸の徳のこと中庸(ちゅうよう)を失った人間は破滅する。 〔語注: ・中庸=偏(かたよ)りがなく中立的であること。古今の思想家・哲学者の中では、孔子やアリストテレスなどが中庸の大事さを説いている。〕 〔ドストエフスキー(ロシアの文豪)の小説『未成年』より。〕 ※ 物事は、一方に偏り過ぎたり、一方へ突き進み過ぎたり、過度に行なったりすることは危険であり、双方のまん中あたりを取り、双方のバランスを取り、ほどほどに行う方が無難(ぶなん)だと言えるのだろう。 〔追記更新:24/05/03〕