鳥取市鹿野町で1943(昭和18)年に発生した鳥取地震の横ずれの痕跡「鹿野断層」へ向かう途上、目についた「鬼入道」。
気になったから行ってみた。
鹿野断層から鳥取県道32号郡家鹿野気高線を南に約1.5km・2分。
毛無山の麓に20軒ほどの家屋が寄り添うように建て込んでいる。
県道32号沿いに位置する鬼入道公民館が集落の入口。
集落のメインストリート。
ひっそりとした静かな集落。
空き家が数軒。
植物の侵食が著しい。あるいはマタンゴの住処。
商店が無い代わりにローソン気高鹿野店の移動販売車がやってくる。
住宅都有宅の間に細い路地。
奥に進むと丘の上へと延びる散策路。
落ち葉で埋め尽くされて滑りやすい。
気を付けよう。
上り切った先に赤瓦の建屋。
観音堂。
境内の一角に建立された石碑には、観音堂の敷地75坪の寄進者の氏名が彫られている。
境内からは見晴良好。
遠く日本海まで望める。
行きは良い良い帰りは怖い。滑るので足元注意。
なお、鬼入道は末用の小字、詳細不詳。
◆概要
名称:鬼入道
所在地:鳥取県鳥取市鹿野町末用鬼入道
●アクセス
鉄道・バス:JR西日本山陰本線浜村駅下車日ノ丸バス白兎海岸線鹿野営業所行乗車20分鹿野営業所下車約2.5km徒歩35分
自動車:山陰自動車道浜村鹿野温泉ICより鳥取県道32号郡家鹿野気高線経由約8km10分
◆参考
『鳥取県地名大辞典』角川書店 発行