1927(昭和2)年、香川新報社が読者投票を基に香川県の観光地トップ10を選定した讃岐十景に選ばれた「渕崎八幡山」。

 

また、1968(昭和43)年には明治百年・四国新聞創刊80年を記念して、四国新聞社が読者投票を基に選定した香川県内の観光地・景勝地等を100選した「新さぬき百景」にも選ばれた小豆島屈指の景勝地「双子浦」。

 

 

輝かしいタイトルを保持しているが、観光客や地元の人がめったに訪れることがない穴場的スポット「双子浦展望台」。

 

 

国道436号沿い「富丘八幡神社」の自動車参道を入ってすぐに駐車場有。

 

 

句碑と古墳群碑。

 

 

看板。
 

 

香川県指定文化財

 史跡 富丘古墳群

昭和三十五年七月七日指定

 

 富丘古墳群は小豆島で最大規模の古墳群である。

富丘八幡神社本殿裏の頂上墳、ここから東南方向に下る稜線上に、八基の古墳がある。これらは古墳時代前期後半から中期前半に属するものであろう。さらに、展望台の丘やその先端部の小島、その外稜線上にも古墳の分布が見られる。

 頂上墳は昭和二十年三月に発見され、昭和二十四年に再調査された直径十五mほどの円墳である。内部は東西に並んだ二期の埋葬施設が明らかにされた。東側は長さ四m・幅一mの竪穴式石室で、頭骨一点と銅鏡・鉄刀・鉄鏃・爪型銅鏃・斧が出土し、西側長さ二m・幅〇.五mの板状安山岩の組合せ式箱型石棺で、ほぼ完全な人骨が検出されたが、副葬品は出土していない。出土した人骨は西側が女性、東側が男性と推測されている。

 なお、大正六年、頂上部の墳頂から平安時代藤原期の経塚が発見され、二枚の和鏡と白磁盒子が出土している。

 

 平成十八年一月吉日

土庄町教育委員会

 

以上、看板全文転載。

 

古墳群はこの碑の少し上(未訪)。

 

 

訪問は次回。

 

振り返って看板。

 

 

その先、絶景。

 

 

1950(昭和25)年、昭和天皇が行幸で訪れたことを記念した碑が立つ。

 

眺望絶佳。

 

 

眼下に小豆島の本体ともいわれる小豆島(あずきしま)

 

 

例えるならマジンガーZのホバーパイルダー。或いはグレートマジンガーのブレーンコンドル。

 

知らんけど。

 

対岸にエンジェルロード。

 

 

朱色の三重塔は、自由律俳句の俳人、尾崎放哉終焉の地となった西光寺。

 

 

瀬戸内海の向こうが四国本土、四国八十八箇所霊場の第八十五番札所八栗寺がある五剣山。

 

 

感想、サザエさんのオープニングに登場してもよいような佳景。

 

なお、入口は富丘八幡神社の自動車参道。

 

 

富丘八幡神社は応神天皇が小豆島行幸の跡と伝えられる塩土山山頂に鎮座。926(延長4)年京都の石清水八幡宮の御神霊を迎えて奉祭したと伝わる。

 

 

富丘八幡神社は、1993(平成5)年12月25日に公開された男はつらいよシリーズの46作目『男はつらいよ 寅次郎の縁談』のロケ地。寅さんが徒歩参道で啖呵売をしていた。

 

 

また、小豆島の土庄町出身の漫画家・山本宗一朗によるラブコメディ作品『からかい上手の高木さん』の舞台で聖地のひとつに認定されている。

 

国道436号を隔てた反対側の山。

 

 

なんかあるっぽい・・・

 

 

が、入らずの山。

 

知らんけど。

 

◆概要

名称:讃岐十景 渕崎八幡山|新さぬき百景 双子浦

所在地:香川県小豆郡土庄町淵崎

●アクセス

●アクセス

自動車:土庄港から5分、池田港から5分

バス:土庄港からオリーブバス坂手線・南廻り福田線・田ノ浦映画村線双子浦下車すぐ

徒歩:土庄港から約3km35分