中期経営計画の一環として総務部門の組織改正を実施しているJR西日本は、今月1日、計画している地方機関の総務部門の組織改正について、10月1日付で発足する新体制の内容を発表。

 

 

中国地方の米子、岡山、広島の各支社を広島市に置く「中国統括本部」に統合。同本部に山陰、岡山、広島の各支社を新たに設け、山陰支社は現在の米子支社の社屋を使用する。

 

 

また、各総合指令所も同本部に新設する中国総合指令所に編入。

 

現在の米子支社の社員数は、総務部門150人と現業部門1350人の合計1500人。今回の組織改正で全社員が中国統括本部に所属することになる。

 

 

総務部門は同本部に集約、約460人体制とする。米子から110人が広島に異動し、山陰支社は総務部門の一部と地域振興を担う山陰地域振興本部の社員40人が勤務する。

 

 

各鉄道部など14の現業部門約1300人は引き続き米子支社管内に残る。

 

 

1950(昭和25)年8月1日の米子鉄道管理局発足以来続いてきた「米子」の名称は消えるが支社は米子に残る。