岡山県道21号岡山児島線児島ボートレース場近く、児島公民館大畠分館前に立つ地蔵尊。

 

 

45年ほど前、交通事故で死亡した女性の幽霊が午前2時前後にあらわれるという噂が立ち、毎日新聞岡山版が大きく報じた。

 

 

1974(昭和四九)年8月25日深夜、同会館で開かれた集会の帰宅途中、道路を横断していた五〇代後半の女性が軽トラックにはねられ、頭の骨を折って死亡。

 

 

しばらくして、事故現場で夜釣り帰りのドライバーの幽霊目撃が相次ぎ、慰霊のために地蔵尊が建立されたという。

 

 

児島公民館大畠分館前を通る岡山県道21号岡山児島線のJR児島駅前から南に約3キロメートルの区間は直線道路でスピードも超過しがちなので、安全運転を心がけよう。

 

 

◆概要

名称:児島公民館大畠分館

所在地:岡山県倉敷市大畠1-1-34

●アクセス

自動車:瀬戸中央自動車道児島インターより5分

鉄道・バス:JR児島駅より下電バス下津井循環線とこはい号乗車約30分大畠下車すぐ

徒歩:JR児島駅より30分

 

◆参考文献

『実写!日本恐怖100名所』 中岡俊哉  著 二見書房 発行