さぬき浜街道(香川県道161号高松坂出線)五色台トンネルの1キロメートルあまり西に位置する「青海神社」は、崇徳上皇荼毘の紫煙が留まった場所に創建されたことから別名「煙の宮」と称す。
1156(保元元)年の保元の乱にて敗北。讃岐配流となった8年後の1164年9月14日(長寛二年八月二六日)府中村鼓ヶ岡で崩御。その遺骸は同月18日、白峰山頂稚児ヶ岳で荼毘に付されたのだが、そこで怪異が起こった。
荼毘の紫煙棚引き、山の麓の一角に留まって輪となり文字を成したという。紫煙霧消の後、霊玉が残されたと伝わる。
このため紫煙が留まった場所に青海神社を創建し、崇徳上皇の霊を奉斎。
霊玉は現在、社宝として同社にて保管されている。
近年、崇徳天皇陵へと続く「西行の道」が整備された。
◆概要
名称:青海神社
鎮座地:香川県坂出市青海町759
御祭神:崇徳天皇(顕仁命)、待賢門院(藤原璋子命)
祭礼日:
ホームページ:
駐車場:有
●アクセス
自動車:瀬戸中央自動車道坂出北ICより13分
鉄道:JR鴨川駅下車徒歩75分
路線バス:琴参バス王越線青海下車徒歩10分・高屋下車徒歩30分