テレビ朝日開局60周年を記念した5夜連続ドラマスペシャル・山崎豊子『白い巨塔』が、22日(水)~26日(日)夜9時からテレビ朝日系列で放送中。

 

主役となる浪速大学医学部第一外科准教授・財前五郎の出身地設定は岡山県和気郡。

 

財前の母・黒川キヌと電話で話すシーンが撮影されたのは、岡山県道276号宇野津下之町線沿いに位置する眼下に棚田、向こうに水島コンビナートが見えるため池の土手。

 

 

同所では過去に同局の『報道ステーション』でフルートの生演奏が放送されたこともある。

 

 

なお、和気町と倉敷市児島宇野津は直線距離で45キロメートル離れている。

 

 

水島コンビナートは、高梁川河口域に広がる2,546ヘクタールの工業用地で、1961(昭和三六)年に三菱石油水島製油所(現JXTGエネルギー水島製油所A工場)と日本鉱業水島製油所(銅B工場)が操業し、コンビナートとして本格稼働を開始した。国の2018年工業統計調査(速報)では、石油精製、石油化学、鉄鋼、自動車、造船、食品などの223事業所が立地し、その従業員数は22,863人に上る。製造品出荷額(17年)は3兆3,804億4,100万円で、岡山県全体の45.8%を占めている。

 

 

岡山県道393号鷲羽山公園線(旧鷲羽山スカイライン)の水島展望台から望む全景は圧巻。

 

 

なお、同道は昨年の豪雨災害により一部区間が不通となっており、水島側からのみアクセスが可能となっている。

 

◆参考サイト

5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子『白い巨塔』 テレビ朝日

倉敷フィルムコミッション ホームページ