ずらっと並んだ信号の向こうに見える国鉄米子駅。
これぞ米子で一番好きな景色「THE米子」、マイ・ベストワン。
異論は認めますが、譲りません(笑)
米子市明治町のJR米子駅前を起点に、同加茂町国道9号及び鳥取県道47号米子境港線交点を終点とする延長0.7キロメートルの鳥取県道28号米子停車場線。
1993(平成五)年5月11日、建設省(現 国土交通省)から県道米子停車場線が米子停車場線として主要地方道に指定された。
起点に位置するJR米子駅は南北一体化事業に伴い、JR西日本は駅舎を兼ねる米子支社ビル(鉄筋コンクリート6階建・延床面積8200平方メートル)の3分の2程度を解体、跡地に新駅舎と新駅ビルが建設する方針で、2021~23年度の着工が予定されている。
飲食店や全国チェーンのホテルなどが建ち並ぶ米子の目抜き通りで、平成のはじめまでは百貨店も立地していた。
一歩裏通りに入ると地元資本の味わい深いホテルが数多立地していてディープな米子を堪能できる。
かつて米子停車場線のほぼ中央付近に立地していた大規模小売店は、日の丸バスのターミナルをバス乗降場兼用の准百貨店に改装して1963(昭和三八)年12月に開業した「米子ストア」。1971(昭和四六)年に「米子大丸」へ改称。1987(昭和六二)年、天満屋に営業譲渡し撤退。1990(平成二)年10月10日同地にて米子天満屋閉店。1999(平成一一)年秋頃まで建物が残っていたようだが、現在、跡地には中国労働金庫米子支店とマンションが建っている。
ここ数年、駅前に立地するホテルが活況を呈しており、2020年春を目途に新規ホテルが開業する予定。また、それらに伴い飲食店の新規出店も相次いでいる。
終点の加茂町2丁目交差点は、山陰の大動脈「国道9号」と接続。
同交差点には、米子商工会議所や中国電力米子ビルなどが立地。
ここから北へ延びる県道47号米子境港線の灘町橋までの約860メートルの区間について、鳥取大学医学部と胴附属病院が立地していることから、2018(平成30)年1月に米子市が「医大通り」の愛称を命名した。
ここを次に訪れた時には、その姿が大きく変わっているかもしれないな。
今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る。
さらば、米子。