2015年に93歳で亡くなった境港市出身の漫画家、故・水木しげるさんの画業に迫る「水木しげる魂の漫画展」が京都市下京区の龍谷ミュージアムで開催中。

 

 

関連イベント、国際日本文化研究センター所長・小松和彦先生の特別講演会「水木しげると日本の妖怪文化」が開かれた7日(日)、境港から日帰りで上洛。

 

特別講演会の会場は、龍谷ミュージアムから徒歩約5分に位置する龍谷大学大宮学舎東黌(とうこう)。

 

 

東黌が立地する場所は、平安京左京七条二坊五町南西部の東市にあたる。東市は平安京(8世紀頃~12世紀末)の左京に置かれた官営市場。鎌倉時代には市屋道場として一遍が踊念仏を唱えた場所としても知られている。1591(天正一九)年、秀吉によって本願寺派大坂天満から六条堀川に移転させられ、以降、坊官・下間少進(しもつましょうさかん)の邸宅となった。

 

 

14日(日)には、小説家・京極夏彦さんの特別講演会(※要事前申込制・受付終了)が開かれるので再び上洛予定。

 

展示構成

プロローグ 水木しげる劇場 ~波乱万丈の人生紙芝居~
第1章 武良茂アートギャラリー ~少年天才画家あらわる!~
第2章 水木しげる漫画研究 ~片腕で生み出す独自の画法~
第3章 水木しげる人気三大漫画 ~鬼太郎/悪魔くん/河童の三平~
第4章 総員玉砕せよ! ~壮絶な戦争体験~
第5章 溢れる好奇心 人物伝
第6章 短編に宿る時代へのまなざし
第7章 妖怪世界へようこそ
第8章 人生の達人 水木しげる

「水木しげる魂の漫画展」 概要
日時:2018(平成30)年9月22日(土)~11月25日(日)

開館時間:10時00分~17時00分(最終入館16時30分)

休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
会場:龍谷ミュージアム (京都市下京区堀川通り正面下ル 西本願寺前)

アクセス:JR・近鉄・地下鉄烏丸線京都駅から徒歩約12分、地下鉄烏丸線五条駅から徒歩約10分
入場料:大人1,200円(20名以上の団体1,000円)、高校・大学生800円(600円)、小・中学生400円(300円) ※小学生未満、障がい者手帳交付者およびその介護者1名は無料
主催:龍谷大学 龍谷ミュージアム、産経新聞社、京都新聞
特別協力:浄土真宗本願寺派、本山 本願寺

後援:京都府、京都市、鳥取県、京都府教育委員会、京都市教育委員会、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都、NHK京都放送局
企画協力:水木プロダクション
制作協力:NHKプロモーション、NHKプラネット近畿
ホームページ:特別展「水木しげる 魂の漫画展」 龍谷大学 龍谷ミュージアム