JR米子駅0番線から北へと延びる境線17.9㎞は妖怪路線として、全16駅に妖怪の愛称が付けられている。始発の米子駅は「ねずみ男駅」に対して終点の境港駅は「鬼太郎駅」。その他の中間駅、博労町駅から馬場崎町駅までは、米子寄りより全国を14ブロックに分けて北海道から沖縄までの代表的な妖怪が冠されている。
三本松口駅は後藤-河崎口間に位置し、国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)が発足(1987年4月1日)以降初となる新設駅。同線の富士見町・御崎口(現 大篠津町)・高松町・馬場崎町と同時開業している。
愛称は北関東地方を代表する「そでひき小僧」。
1面1線単式ホームの簡素な停留所で駅舎及びトイレはない。
ホームは終点に向かって左側。
改札は北端の1ケ所のみで、自動券売機と飲料の自動販売機が設置されている。
屋根は無くホームは狭隘。
無人駅で米子駅が管理している。
鳥取県道317号両三柳西福原線と外浜街道に挟まれた住宅地に立地し、近隣に商業施設も多い。
◆施設概要
【名称】三本松口
【所在地】鳥取県米子市両三柳1275番地
【所属事業者】JR西日本
【所属路線】境線
【キロ程】3.280km(米子起点)
【駅構造】地上駅
【旅客ホーム数】1面1線
【開業日】1987(昭和六二)年11月1日
◆参考文献
『山陰駅旅』 今井印刷 発行
週刊JR全駅・全車両基地17「鳥取駅・境港駅・御来屋駅 ほか85駅」 朝日新聞出版 発行