8日に生誕95年を迎える故水木しげるさんの誕生日を祝う「水木しげる生誕祭」が、昨日開かれました。境港市文化ホールでのイベントには、水木しげる夫人の布枝さん、長女尚子さん、次女悦子さんも参加されました。
鬼太郎に扮しているのは平井伸治鳥取県知事、ねずみ男に扮しているのは中村勝治境港市長です。
会場入口では、妖怪たちがお出迎え。水木さんの作品に登場するキャラクターのコスプレで多くのファンのみなさんが参加し、にぎやかなお祝いになりました。
このぬりかべさん、公式のものだと思っていたのですが、話を聞いてみると一般の方のコスプレ。
現在ある公式の妖怪着ぐるみは11種。このクオリティなら12種目に加えてもよいのではないでしょうか?
エントランスからホールへ続く途中にあるホワイエでは、水木しげるさんの最後の里帰りとなった山陰放送制作の番組「水木しげる93歳の探検記~妖怪たちと暮らした出雲国~」が流されていました。
オープニングに続いて開かれたトークショーには、今月28日(火)から31日(金)に東京六本木の俳優座劇場で公演されるミュージカル「ゲゲゲの鬼太郎~十万億土の祈り唄~」 で脚本・演出を担当するラサール石井さんなどが参加され、その深い水木愛に会場は大いに盛り上がりました。
なお、文化ホールでのイベント参加者には、もれなく記念バッジがプレゼントされました。
水木しげる記念館は、開館時間を特別延長。
また、生誕祭オリジナルデザインのチケットホルダーが有料入館者先着1,000名限定でプレゼントされました。
JR境港駅をスタート地点に夕方5時より、公式妖怪着ぐるみ11体と一緒に水木作品のキャラクターに扮した一般参加者のみなさんで大行進がスタート。
ゴール地点の水木しげる記念館前では、鏡開きの後、バースデーケーキのおすそわけやカニ汁の振る舞いなどが催され、多くの参加者でにぎわいました。