昨日３月８日は昨年１１月３０日の逝去された水木しげるさんの百か日にして９４回目の生誕日。
午前中、境港市佐斐神町の米子鬼太郎空港でリニューアルのお披露目がされ、新たに設置されたオブジェ「くじら飛行船」やステンドグラス「妖怪たちの森」の除幕式が挙行されました。
ロビーの天井に浮かぶ空中オブジェ「くじら飛行船」は精巧でな出来で、空の旅の安全を見守ってくれています。
このステンドグラスの大きさは縦２メートル８０センチ、横１０メートル２０センチで、使用ガラス数２６００ピース、２６体の妖怪がデザインされています。宝くじの収益金を使って文化活動を行っている公益財団法人日本交通文化協会が、米子空港ビルに寄贈したものです。
午後からは、境港市中野町の境港市文化ホールで「ありがとう、しげーさん―水木しげる先生を偲ぶ会―」が開かれました。
この偲ぶ会に合せて境港市と米子市を結ぶＪＲ境線では、５年ぶりに妖怪列車が４両編成で運行されました。
また、水木しげるロードにある水木しげる記念館では、水木さんの９４回目の生誕の日と同館開館１３年目を記念して無料開放が実施されました。
今後、水木しげるロードでは妖怪ブロンズ像の増設のほか、大規模なリニューアルが計画されています。着工は今秋、完成は２０１９（平成三一）年の予定です。