妖怪のまち境港!?にIターンして丸3年経った去る9月24日、計らずも帰郷・・・
夜通し米子道~中国道~岡山道~山陽道~瀬戸中央道を走り、早島で降りて新岡山港へ到着!!
途中、休憩を取りながらの走行だったので、さほど疲れず。米子から約160km、ノンストップで走れば3時間かからないぐらいで到着するので楽に帰れます。それに、夜中走るとETC割引が効くので思ったより安いよ。普通車で1,750円、軽自動車で1,400円です。
新岡山港からフェリーで70分、オリーブの島・小豆島に上陸します!!
諸々の用事を済ませ、向かったのはいつものあの場所。
急斜面に築かれた700枚余りの田んぼ、日本の棚田百選のひとつ「中山の千枚田」。
なにやら、棚田の畔に巨大な石が見えますね。
田の神様のようですが、由来は一切不明・・・
野仏さんが見守るへんろ道を足元に気をつけながら上がり・・・
千枚田や集落を潤す「湯船の水」の湧水口から棚田を一望!!
9月も下旬になると、刈り入れされている田んぼが多いですね。
そして休耕田も一部に見られます。
大型の農機具が入れない急斜面や狭隘で歪な形状の田が多く、ほぼ人力で重労働を伴う農作業を余儀なくされます。このため急速に進んだ高齢化や過疎化になどで、後継者不足に陥り、棚田の維持・存続が危ぶまれ、一時は休耕田が目立っておりました。しかし島の有志や外部の人たちの手によって再生が図られ、再び日本の原風景といってもよい美景を目にすることができるようになりました。
棚田地区の共同施設「洗い場」の上から棚田を見ると・・・!!
天空に浮かんでいるように見えます。
・・・!?
あのへんてこりんなドーム状の屋根みたいなものは???
少し棚田を下り、田の神様に近づくとその全貌が!!
春から開催されている「瀬戸内国際芸術祭 2013」のアート作品のひとつ「063 小豆島の光」
地元産の竹をおよそ5,000本使い組み上げられたドーム、夜はLEDでライトアップされるようです。
「瀬戸内国際芸術祭 2013」は、春・夏の会期は終了しており、秋の会期は10月5日(土)―11月4日(日)です。なお小豆島での展示作品につきましたは、会期の端境でも鑑賞が可能です。
・・・!!
だから、過疎化が進む離島にしては不自然な若いチャンネーやチャンニーが徒歩やチャリで周遊する姿が目立ったのねん。
あ、「瀬戸内国際芸術祭 2013」は、略して「セトゲイ」って呼ぶらしいよ・・・
ど~でもいい情報ですが(笑)
刈り入れが終わりに差し掛かると、畔に咲きはじめる曼珠沙華
ここから見ると、千枚田の高低差がよくわかりますね。
「セトゲイ」でここを訪れた観光客の大半は、下から見上げただけでお帰りのようです。
少し!?いや、かなりしんどい思いをするかもしれませんが、「中山の千枚田」は「湯船の水」から見て頂きたい!!感動をお約束いたします。ただし、翌日に筋肉痛というお土産がもれなくついてきます!?のであしからずご了承ください。