今から約4年2ヶ月前、4月20日に起こった事件

 

倉吉市の名誉市民、第五十三代横綱琴櫻関の銅像にかぶせられた女性用下着


山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-第五十三代横綱琴櫻 2009.04.20

 

全国ニュースで見た時の笑撃、不謹慎ですが笑いを抑えることができませんでした。

 

このかぶせ方は、明らかに「変態仮面」を意識していると思います。

 

第一発見者は当時のH市長、大激怒だったそうです。

 

でも、これをそのまま媒体に載せるのもいかがなものかとは思いますがね。

 

当時、街はこの話題で持ちきりだったとか・・・。

 

ネットでも話題となり、地元紙でも事件として記事になっています。


山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-日本海新聞記事 2009.04021

 

鳥取県倉吉市東仲町の琴桜赤瓦観光駐車場に建立されている、同市名誉市民で第五十三代横綱琴桜関(前佐渡ケ嶽親方)の銅像の顔に女性用下着がかぶせられているのを二十日、長谷川稔市長が発見した。銅像は市の観光の顔と言える場所にあり、二十六日には琴桜関を顕彰する桜杯争奪相撲選手権大会(桜ずもう)も予定されていることから、長谷川市長は「市の誇りをばかにされた」とカンカンだ。銅像は琴桜関の不知火型土俵入り姿で、高さは約二・二メートル、台座も含めると三・七メートルにもなる。佐渡ケ嶽親方時代の一九九九年四月に市民有志らの手で建てられた。登庁途中の長谷川市長が二十日午前八時二十分ごろ、像に下着がかぶせられているのを見つけた。十九日午後五時半ごろに近くの観光案内所の職員が前を通った際は異常に気付いておらず、十九日夜から二十日朝にかけての犯行とみられる。二十六日に桜ずもうの開催を控えたタイミングでの悪質ないたずらに、長谷川市長は「いたずらの範囲を超えている。許されないこと」と激怒している。通報を受けた倉吉署では軽犯罪法に当たるとみて調べるとともに、市などと連携して再発を防止することにしている。

 

以上、「日本海新聞」より転載

 

良いか悪いかといえば、悪いことです。

 

ただ、ペンキを塗ったりラクガキしたり、像を破損したりするよりはユーモアがあってまだマシだとは思いますが・・・。

 

二度目は完全にアウトでしょう。

 

でも、これ以降、同様の事件が起こったことは耳にしていません。

 

第五十三代横綱 琴櫻


山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-第五十三代横綱琴櫻 2013.04.03

 

本名 鎌谷 紀雄(かまたに のりお)

1940(昭和15)年11月26日生まれ

鳥取県倉吉市出身
角界への志を立て、1958(昭和三三)年佐渡ヶ嶽部屋に入門。昭和38年初場所新入幕、昭和42年9月場所後大関に昇進する。昭和43年7月場所で初優勝をはたし、昭和48年初場所において4度目の優勝を飾り、第53代横綱となる。昭和49年の現役引退後、年寄佐渡ヶ嶽を襲名、部屋の隆盛に尽くし、日本相撲協会理事審判部長の要職を務める。2007年8月14日、敗血症による多臓器不全のため66歳で死去。

 

真面目で誠実、かつ気配りの利く温厚な人柄であったため、皆に好かれ悪く言う人は誰一人としていません。

 

この事件が存命中に起きていたとしても、そのおおらかさで笑って済ませたのではないかといわれています。