「灘町 後藤」の解体もほぼ終わってしまい、広大な屋敷跡が広がっています。
その様子は後日まとめてUPすることといたしまして、周辺の路地を彷徨ってみましたが、昭和なテイストを醸し出す建物やまち並みがたくさん見られ、なかなかええ感じの世界が広がっておりました。
その「灘町 後藤」の前で・・・
こ、これは・・・??
前方後円墳を模したと思しきレンガブロック発見!!
しかも五つ!!ということは・・・、応神(誉田御廟山古墳)、仁徳(大仙陵古墳)、履中(上石津ミサンザイ古墳)、反正(田出井山古墳)、允恭(市ノ山古墳)の天皇陵を表しているのかも??
それとも、ミッショネルズのマグネットパワーを封じる鍵穴なのか??(出典:『キン肉マン』)
くねくねと曲がりくねった蛇の道を進んだ先に・・・
学生の下宿屋さん
今で言うシェアハウスみたいなものでしょうか?
すぐそばには立派な山門を構えた「吉祥院」というお寺があります。
澄み切った青空が広がる真っ昼間ですが、誰もいなくて静かな境内
お隣さんはこういったまち並みに溶け込むように存在する銭湯「弁天湯」
吉祥天と弁天(辯才天もしくは辨財天)は同一視されますが、まったく別の仏様です。
起源はいずれもヒンズー教の女神で、吉祥天はラクシュミー、弁天はサラスバティーが仏教に取り込まれる過程で転化したとされています。仏教に詳しい方か、「メガテン」に詳しい方ならよくご存知でしょう。またどちらも神道でも信仰されており、いずれも金運や福徳を司る女神とされています。現在、七福神の乗る宝船の一員は弁才天ですが、当初は吉祥天だったと云われています。
「吉祥院」にお参りをして、「弁天湯」に浸かれば金運・福徳のご加護が倍になるかもしれませんね。
「弁天湯」の営業時間は午後3時から午後9時迄、毎月十五日は定休日です。ちなみに「5%オッフゥ~♪フッフー♪」の日ではありません(笑)
犬矢来のある古民家
二階部分は、横に長――――い卯建?
あ、ネコ様
「こんにちは~」
この先、C.ドビュッシー作曲 管弦楽のための映像(第3集) 2.「イベリア」より第1楽章「街の道や抜け道を通って」のイメージで・・・
地元ではメジャーな丸合チェーンの古い社章の残る看板
レトロなゴミステーション
レトロな窓の古民家
レトロな門構えのお宅
かと思えば、モダンなガラスブロック窓のお宅
これでマルペケをしたら怒られそうですね(笑)
あみだクジができる商店の窓
う―――――む、ドビュッシーの楽曲とはミスマッチ?
それにしても、なんという「子供の道くさ」・・・
ワタクシのまち歩きは歴史探訪などという高尚なものではなくて、ま、言ってみれば「子供の道くさ」のようなものです。・・・七歳の頃から進歩がないということですわ。