斐伊神社からJR木次線を越えて・・・

 

おっ!!踏切が・・・

 

山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-JR木次線 2013.02.08


電車!!いや、汽車か!?

 

斐伊神社から徒歩1分、住宅地の中に一際目立つ異様!?な光景!!

 

一、二、三・・・・八!!

 

山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-八本杉 2013.02.08


この八本杉は、素戔嗚尊が首を刎ねた八岐大蛇の八つの頭が二度と蘇らないよう埋め、その印として八本の杉を植えたと云われる場所です。

 

正面に鳥居

 

山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-八本杉 2013.02.08


脇に由来書き

 

山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-八本杉 2013.02.08

 

八本杉の由来

 

 出雲神話での主役はなんといっても須佐之男命と、八岐大蛇であるが、この八本杉はその古戦場で、古事記にのっている八岐大蛇退治の物語には、須佐之男命がからだが一つで頭が八つ、尾が八つの大蛇を退治しをの八つの蛇頭を、この地に埋めて記念に八本の杉を植えられたところから、八本杉の名が起こったという。

 

以上、由来看板より全文転載

 

おっ!!由来書きの裏にもなにやら・・・

 

所在地 雲南市木次町里方四八六ノ二

 

須佐之男命の御神詠に

我たのむ人を恵みの杉植えて

八重垣かこみ守る末の代 とある大古から八本の大杉がおい茂っていたが、寛永十年(一六三三)五月の大洪水に転覆流出した。現在の杉は其の後数回洪水に流出したので、度々補植したものである。

面積 一五一平方米(斐伊神社境内)

 

以上、由来看板裏書きより全文転載

 

現在の八本杉は、水害で流され1873(明治六)年に補植さえたものだそうです。暴れ川の斐伊川治水の象徴ともいわれる八岐大蛇退治神話ですが、その旧跡が斐伊川の水害によって流出というのは、少し皮肉な気もしますね。この裏書きから推測すると、ここは 斐伊神社の飛び地境内に当たるということのようですね。

 

敷地の隅に違和感のあるステンレス製の看板

 

山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-八本杉 2013.02.08

 

八俣大蛇伝説由縁の地

八本杉

 

 須佐之男命は八俣の大蛇を退治し、再び生き返って、人々に危害を与えないように、八つの頭をこの地に埋め、その上に杉を植えられた場所です。そして、「我たのむ人を恵みの杉植えて、八重垣かこみ守る末の代」と詩を詠まれた地です。

 

以上、由来看板より全文転載

 

敷地の一番奥に石碑、その左右に石柱・・・、この石柱は朽ちた鳥居のようでした。

 

山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-八本杉 2013.02.08

 

う―――む・・・、ちょっとした違和感・・・

 

ナニがって??

 

八岐大蛇って背中に松や栢(かや)の樹が生え、八つの山、八つの谷にまたがるほどの巨大な姿をしていたにもかかわらず、ずいぶんと小顔だったんだなぁ・・・と、それだけの巨体にくっついている頭なら、一体分でもすらとてもこの敷地には収まらないんじゃないかとね・・・

 

八本杉の中心に立って、天を仰ぐと・・・!!

 

山陰百貨店―山陰ぐらし☆右往左往―-八本杉 2013.02.08


なんといいましょうか、丸く口を開けた異空間へ吸い込まれてしまいそうな恐怖感、そして斐伊神社でも触れましたが、特殊な磁場!?のようなものでもあるのでしょうか??平衡感覚がおかしくなるような気がしました。