昨日の仕事帰り、終電時刻に近い、夜の妖気漂うJR境港駅近くの浜ノ町踏切に引っかかってしまった普通、踏切に引っかかると「チッ」って思うものですが、境線だと内心「うはっ」と喜ぶものです・・・よね
米子発の下り列車がやって来ます。
さ、どの列車が来るか・・・
「うほっ」わかりましたか正解はピンク色の「ねこ娘列車」でした。折り返し23:05発の米子行上り終列車になります。
さて、終列車が行ってしまったあと、ホームに謎の列車が停まっていることがあるかもしれません。乗るか乗らないかはあなた次第・・・、それは、あの世へと走る「幽霊列車」かもしれませんのでご注意あれ
JR境線は米子市の後藤駅から境港駅までは非電化のため走っているのは気動車、いわゆる汽車で電車ではありませんが、諸々の便宜上、以下は電車で表現します。
ゲゲゲの鬼太郎「ゆうれい電車」に出てくる一節
“霊柩車のきしむような音をさせて1両の電車がすべりこんできた
火葬場の扉があくような音をたててドアがあく
人々はすいこまれるように入って行った・・・・・・・・
するとどこからか大勢の駅員が線香をもってやってきた
死を賛美する歌を静かにうたい出した
すると乗客は全員起立してお経のような別れの歌をうたった
やがて電車は音もなく動き出した
電車は「臨終」、「火葬場」、「骨壺」という駅をすすみ・・・・・・・・”
が似合いそうなフンイキです。
「ゆうれい電車」は、アニメの第1部・3部・4部・5部に登場するお話です。深夜に放映されていた『墓場鬼太郎』では「顔の中の敵」がベースになっていますが、終電あとに走る謎の電車の都市伝説を基にした話でしょうか
ワタクシが一番好きなお話しでもあります。
運が良ければ、夜の妖怪列車で米子⇔境港を一往復する間に妖怪世界へ迷い込むかも