大阪うめだといえば阪急、大阪心斎橋といえば大丸、大阪なんばといえば高島屋、米子市角盤町といえば高島屋でしょう。
株式会社米子高島屋
1964年4月1日、高島屋5番目の店舗として、山陰の商都米子に出店
1995(平成7年)9月、株式会社米子高島屋(米子店)をはじめ、横浜、岐阜、泉北、岡山の百貨店子会社5社を吸収合併、株式会社高島屋の売上高が百貨店業界日本一になりました。
2003(平成15)年09月に米子店について会社分割を実施し子会社として株式会社米子高島屋を設立、翌2004(平成16)年4月には岡山店、岐阜店、高崎店の3店舗について会社分割を実施しました。
同社日本海側唯一の店舗として、米子市中心部でおよそ49年間営業を続けており、来年2014年には開店50周年を迎えます。
米子タカシマヤ
外観を鑑賞してみると、ヨコタカ(横浜タカシマヤ)ほどではありませんが、
◇データー
横浜市西区南幸1丁目6番31号
TEL045-311-5111
売場=B2~8F ・RF
売場面積=56,073平方メートル
年商=1,317億円(2011年度)
塔屋に巨大なマルタカマークが見られます。
高島屋の社史では、開店当時は屋上に観覧車や円形の展望台が見られました。
高島屋の社章は社旗にした時に、どちらから見ても表裏がないように左右対称になっています。
本館の外観は同社の郊外店ならびに地方店らしく地味めで、高島屋と示すものは社旗ぐらいです。
あえて外観を分類するなら、同店の港南台型かなぁ・・・
う―――ん、他社ではありますが、のっぺりとしたファサードに、シースルーエレベーター、最上階を廻る窓の配列がそごう建築(旧木更津そごう、旧茂原そごう)のようにも見えるんですよね・・・
岐阜タカシマヤ
岐阜市日ノ出町2丁目25番地
TEL058-264-1101
売場=B1~11F
売場面積=23,658平方メートル
年商=160億円(2011年度)
岡山タカシマヤ
◇データー
岡山市北区本町6番40号
TEL086-232-1111
売場=B2~8F
売場面積=19,451平方メートル
年商=182億円(2011年度)
※設計者は、米子市公会堂と同じ村野藤吾です。
港南台タカシマヤ
横浜市港南区港南台3丁目1番3号
TEL045-833-2211
売場=B1~5F
売場面積=17,475平方メートル
年商=108億円(2011年度)
大宮タカシマヤ
◇データー
さいたま市大宮区大門町1丁目32番地
TEL048-643-1111
売場=B2~8F ・RF
売場面積=17,300平方メートル
年商=131億円(2011年度)
立川タカシマヤ
◇データー
立川市曙町2丁目39番3号
TEL042-525-2111
売場=B2~8F・RF
売場面積=16.738平方メートル
年商=173億円(2011年度)
米子タカシマヤは本館・東館・別館の3館体制
渡り廊下マニア垂涎!?
本館と東館は空中通路でつながれています。
東館の外観はなんとなくタチタカ(立川高島屋)っぽいかな・・・!?
本館には高島屋と記すものがありませんが、東館は強くTakashimayaをアピールしています。
見上げてみると・・・!!
ややっ!!
窓の形がTakashimayaのTの字をしています。
こういったところが百貨店のこだわりといいますか、遊び心があってオモシロいですね。
そしてタカシマヤといえば、マスコット人形のローズちゃんですよね。
米子タカシマヤでは、ギャルソンローズちゃんがお出迎え♪
このローズちゃんは、本館5Fのレストランローズダイニングのオープンを記念して作られた米子タカシマヤのオリジナルです♪
◇データー
株式会社米子高島屋
鳥取県米子市角盤町1丁目30番地
TEL0859-22-1111
売場=B1~6F(7F事務所)・RF
売場面積=16,692平方メートル
年商=63億円(2011年度)
参考資料
株式会社高島屋ホームページ
ストアーズレポート2012年6月号 ストアーズ社発行