切手が語る-32.使役犬(しえきけん)- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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使役犬(しえきけん)とは、人間のために特定の仕事をするよう訓練された犬のことを指し、英語では「working dog」と呼ばれ、さまざまな役割を持つ犬たちが含まれます。

使役犬は、特定の能力や特性を活かして、人命を救ったり、社会に貢献したりするために働いています。

使役犬には多くの種類があり、それぞれ異なる役割を果たしています。

以下は主な使役犬の種類です。

1.盲導犬: 視覚障害者をサポートし、安全に移動できるように導く犬で、主にラブラドールレトリーバーが使われます。

2.警察犬: 犯罪捜査や行方不明者の捜索に使用される犬で、ジャーマンシェパードやドーベルマンが代表的です。

3.麻薬探知犬: 麻薬の匂いを嗅ぎ分けて発見するために訓練された犬で空港などで活躍し、ビーグルが代表的です。

4.災害救助犬: 地震や災害時に行方不明者を探し出すために訓練された犬です。

5.介助犬: 身体障害者の日常生活を助けるために訓練された犬で、物を持ってくるなどのサポートを行います。

6.セラピードッグ: 病院や介護施設で患者を癒すために訪問する犬です。

7.コロナ探知犬

8.検疫探知犬


使役犬の歴史は古く、犬は人間と共に生活する中で、狩猟や牧畜、軍事などさまざまな役割を担っています。

使役犬は、これらの特性を活かして人間社会に貢献しており、現代でも新しい役割が増え続けています。

 

 

切手は2021年ベラルーシ発行の「介助犬切手」の中の一枚で、ベラルーシ税関の介助犬(ジャーマンシェパード)が描かれています。

 

 



 

切手は2022年ニジェール発行の「コロナ探知犬小型シート」で、コロナ探知犬が描かれています。

 

 




切手は2024年フォークランド諸島発行の「使役犬切手」の中の一枚で、柴犬が描かれています。

 

 



おそらく使役犬として描かれた柴犬としては最初の切手です。