グロリオサ(別名キツネユリ)は熱帯アジア及びアフリカ原産の球茎を持つ落葉性の多年生植物です。
グロリオサは明治の末期に渡来して古くから作られている花ですが、草姿、花容が奇抜すぎて、日本人にはあまりなじみのない花でしたが、近年若い人を中心に花の好みが変わりアレンジフラワーとして人気が高まっています。
グロリオサの球根はヤマノイモやナガイモの担根体(球根)に似ていますが、コルヒチンやグロリオシンという毒(アルカロイド)が含まれているため、食べると危険です。
食べると下痢や嘔吐などの症状が出て、臓器の機能不全などで最悪死にに至ることがあります。
広い地域で主食とされるヤムイモとも似ており、誤食による死亡事故が発生しています。
2007年10月21日、静岡県に住む男性が観賞用に栽培していたグロリオサの担根体をヤマイモと間違えて食べたところ、同月23日に死亡した事例が報告されています。
同様の死亡事故は2006年9月に高知県、2020年2月に鹿児島県、2022年4月に宮崎県で発生しています。
2022年4月14日宮崎県で誤ってヤマイモに似たグロリオサの球根を食べたとみられる同県延岡市の60代男性が死亡したと発表しされています。
グロリオサの球根は、ヤマイモに似ていることから誤って食べることがありますが、すりおろしてもヤマイモのように粘らないのでヤマノイモと容易に区別できます。
下痢や嘔吐などの症状が出て、臓器の機能不全などで死亡に至ることもあり厚労省食品監視安全課によると、2020年には鹿児島県の80代男性が死亡。2021年3月には高知県の70代男性が食中毒になったと報告されています。
切手は1977年ガンビア発行の「普通切手」の中の一枚で、グロリオサが描かれています。
切手は2021年日本発行の「おもてなしの花シリーズ 第 16 集」の中の一枚で、グロリオサが描かれています。
切手は1977年インド発行の「インドの花切手」の中の一枚で、グロリオサが描かれています。
切手は1999年米国発行の「熱帯の植物切手」の中の一枚で、グロリオサが描かれています。
切手は1982年マリ発行の「花切手」の中の一枚で、グロリオサが描かれています。