梅毒に悩んだ著名人-4.オスカー・ワイルド- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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オスカー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド(1854~1900)は、アイルランド出身の詩人、作家、劇作家で、日本人は『幸福な王子』の作者として知られています。

 

※『幸福な王子』は子供の頃読み感激した記憶がありますが、成人になって読んでも素晴らしい作品と思います※

オスカー・ワイルドも若い頃に梅毒に感染しています。

彼は当時の梅毒の治療法であった水銀療法を受けましたが、当然ながら梅毒は完治しませんでした。

オスカー・ワイルドの性的興味は男性に向き同性愛にのめり込んでいきますが、当時は同性愛への理解がなく、男色を咎められたオスカー・ワイルドは2年の禁錮刑と強制労働が科せられることになり破産宣告も受けました。

出所後は各地を転々とし、失意のうちに1900年に梅毒による脳脊髄炎で死亡します。



切手は2000年アイルランド発行の「オスカー・ワイルド死去100年記念切手」の中の一枚で、彼の肖像が描かれています。

 

 



 

切手は2000年アイルランド発行の「オスカー・ワイルド死去100年記念切手」の中の一枚で『幸福の王子』の像とツバメが描かれています。

 

 



切手は2004年サンマリノ発行の「著名な小説家切手切手」の中の一枚で、オスカー・ワイルドが描かれています。

 



切手は2010年アイルランド発行の「2010年ヨーロッパ切手」で、彼の代表作『幸福の王子』登場するツバメと幸福の王子の像が描かれています。