シロタマゴテングタケ(Amanita verna)は、ドクツルタケ同様、本種も欧米では「破壊の天使」(Destroying angel)の異名を持ち、1本食べただけで死に至るほどの猛毒を有しています。
シロタマゴテングタケは、世界中に広く分布しています。
毒の成分は、ファロトキシン類、アマトキシン類、溶血性タンパクなどです。
食べて5~6時間以内に嘔吐・胃痛・下痢などの症状と共に意識がなくなりコレラのような脱水症状を引き起こし、中毒後2~5日以内に死亡します。
回復しても内臓や脳などに障害が残ると言われています。
日本では1958年に 盛岡市で一家6人中4人が死亡するという事例が報告されています。
切手は2000年カンボジア発行の「キノコ切手」の中の一枚で、シロタマゴテングタケが描かれています。
切手は1991年ブルガリア発行の「菌類切手」の中の一枚で、シロタマゴテングタケが描かれています。


