切手に描かれた怪物-1.狼男- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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狼男は、伝説の生物の一種で人が半狼半人の姿に変身したり、狼に憑依されるなどした人間の男性のことです。

ギリシャの歴史家ヘロドトス(紀元490~紀元前前430)の著書『歴史』の中に1年に一度狼になるという人の記述があります。

またはローマ帝国末期に人が獣化する現象が初めて「症候群」として紹介されています。


普通の人が満月の光によりに狼に変身し、人や家畜の血液や肉を求めてさまよい歩くが、夜明けとともに人間に戻るとされています。

1995年に、人狼症候群と名づけられた極度の多毛症を引き起こす突然変異遺伝子が確認されましたが、発症例は極めて稀で中世以降、記録された例は50例に満たないとされています。

また狼男は銀の弾丸で死亡すると言われています。

これは銀の持つ強い殺菌作用によることに由来していると言われています。



切手は1997年米国発行の「クラシック映画のモンスター切手」の中の一枚で、狼男が描かれています。

 

 



切手は2009年スロベニア発行の「スロベニアの神話切手」で、狼男が描かれています。

 

 


 

 

切手は2014年マーシャル諸島発行の「映画の中のモンスター切手」の中の一枚で、満月の夜に変身する狼男が描かれています。